先日、古書の街として知られる東京・神保町から神田小川町までを歩いてきました。

予備校に通っていた時の講師・河合塾の牧野先生から予備校卒塾の時「目ガツブレルマデ本ヲ読モウ」というガリ版刷りのおすすめ本リストをいただいて、それを片手に古本屋巡りをしていた学生時代。尊敬する牧野先生は学生時代に1日1冊の読書をされていたとのことでしたから、それを目標にして、大学時代は年間300冊は読んでいたでしょうか。それだけに、就職で東京に出てきて真っ先に行った場所は、神田・神保町の古書街でした。

新刊・古本、どちらの場合もそうですが、本屋さんを歩くと、たまに「呼ばれている」ような感覚があります。そんな時は、必ずと言って良いほど、その時の自分に必要なメッセージをもった本と出逢うから不思議です。また、本屋さんで、その背表紙を眺め歩いていると、今の自分が関心を持っている分野、苦手に思っている分野がわかり、頭の整理にもなるのです。

そんなこともあって、私は今でも、自分をリフレッシュするために本屋さん歩きを定期的にしています。

ところで、神保町の古書店はそれぞれ専門があることは知られていますが、神保町の新刊書を扱っている書店の場合、どこで他店との違いを出しているのか前々から関心を持っていました。

そんなときに目に飛び込んできたのが、このお店です。

時代屋(神保町)

歴史時代書房・時代屋さんです。

時代屋(神保町)

店頭には、一部で人気出ている「ミニブシ」フィギュアの立体広告が置かれていました。

このお店は1・2階ありますが、小説や地図から専門書まで、それこそ「歴史」をテーマにした書籍に溢れいていました。茶房もあってくつろげます。歴史好きの私にとってはたまらなく魅力を感じる書店でした。ある意味、ネット書店アマゾン全盛の時代に、書店がどう生き残っていくかのヒントを与えてくれるお店だと思います。ホームページも斬新的で、新しい風を感じます。

その後、そこから秋葉原まで歩いていったのですが、途中で甘い餡の香りが漂ってきました。

タイヤキ屋達磨(神保町)

鯛焼き屋「神田達磨」さんです。次から次へお客さまが現れます。このお店に人を惹き付けているのは、甘い餡が焼ける香りです。香りって重要ですね。

私は車の免許を持ちません。その分、歩きます。歩いて、歩くペースで街を観察します。これはとても頭に良い刺戟を与えてくれる私の習慣です。