今年の2月だったでしょうか、私の母校、関西大学で世界初の「笑い測定機」が開発されたというニュースを聞いたのは。各新聞社のニュースサイトでもとりあげられたので、耳にされた方もずいぶんいらっしゃるかもしれません。

関西大学と言えば私の母校。お笑いといえば「関西」というイメージがある中、関東にいて久しぶりに聞いた母校のニュースがこれでした。笑いの計測単位は「アッハ(aH)」、でも研究や測定機自体は実にまじめなもので、「笑い」を科学的に検証したものでした。

実はこのニュースを聞いた時には、気がつかなかったのですが、今朝の読売新聞朝刊を読んで「あ!」と声をあげました。

写真入りで紹介されているその笑い測定機の開発者は、私の恩師・木村洋二教授でした。そうそう!「笑いの研究」の木村先生だったのです。

関西大学教授木村洋二先生

木村先生は私が在籍した24年前、関西大学社会学部の教授でした。関西大学はマンモス大学で当時3万人ほど在校生がおり、社会学部の1回生のクラスも10あった中、私が在籍した1年8組の担任が木村先生だったのです。新聞のお写真を拝見すると、当時の髪型と雰囲気そのままです。木村先生がよくおっしゃっていた笑いについてのお話の数々がよみがえってきました。

その後、私は3回生のゼミ選択の時点で、社会心理学のコースに進み、木村先生とは違った道を選んだのですが、今、私の講座の中心に据えている「笑いの精神」は木村先生からいただいたもののように思います。

いや〜、なんで「笑い測定機」を関西大学が開発したと耳にしたとき、思い出さなかったのだろう。木村先生、大変、失礼いたしました。

今でもいつでも朗らかな木村先生のお顔が浮かんできます。クラスメイト数人で木村先生を囲み、笑いについていろいろお話いただいた情景が蘇ってきました。正直、木村先生の独特な風貌と雰囲気に触れた時に、「大学というのはやはり高校とは別世界なんだ。」と強く思い、人に対する興味、学問に関する探究心、将来への希望などが深まりました。その節はお世話になりました。ありがとうございます。木村先生、今後も、先生からいただいた「笑い」の精神を軸として、インターネット講座や市民活動の企画を行って参ります。