b9b0da37.jpg先日、スーパーサミット戸田公園駅前店にこんなポスターが貼ってありました。

「なぜ大根は大根役者という言葉に使われるの?」

「だいこん役者といえば演技が下手な役者のことですが、大根にとっては誉め言葉。大根はどんなに食べても中毒にならない(=あたらない)ことから、どんな作品にでても売れない役者をだいこんと呼ぶようになったと言われています」

な〜るほど!

「大根役者」という言葉を普通に使っていましたが、そういえばなぜ大根なのか知りませんでした。

ところで、オーラの泉にも出演されている美輪明宏さん、私は美輪さんのシャンソンが好きで、銀座にまだ銀パリがあった頃、シャンソンを聴きに行きました。その美輪さんのシャンソンに「人生の大根役者」という歌があります。こんな歌詞です。

お世辞も言わず、頭も下げず、嘘もつけない。立ち回るのも世渡りも下手、正直なだけ。お決まり通りお金がない貧しい暮らし。だから私は人生の大根役者。

だけど人々よ、私に光を、舞台のチャンスを与えてくれたら、そのかわり輝き渡る天才の仕事をお目にかけましょう。

そうだ私は天才なのだ、誰にも負けない。溢れ溢れる才能豊かに生まれてきたのだ。

いつの世でも天才たちは恵まれない。それに比べて小手先の世渡りだけで、うまくやっている偽者どもがもてはやさる、ああ情けないがそれが人生、それが浮世さ。だけど…。

私は違う。そうはならない。なりはしない。己を騙し、揉み手を摺るなど惨めなだけ。たとえ私は飢えて死んでも心は売らぬ。だから私はこの人生の大根役者。

人に嘲られ指を指されても憐れみ乞うなぞ断じてしないさ。泥にまみれても、輝き渡る天才の意気地をお目にかけましょう。

そうだ!私は誰にも負けない!負けはしない。生きてゆくのだって大根役者!それもけっこうだ。


…一般的に「大根役者」は別の歌詞で歌われますが、この歌詞は美輪さんの歌詞。美輪さんの人生が被さり、迫力ある歌になっています。

私は気持ちが萎えてきた時、この歌を鼻唄で歌いながら帰ります。