戸田市ネットショップ入門道場昨日は、戸田市商工会にて「ネットショップ入門講座(戸田市・戸田市商工会共催)」の第二回講座であった。写真は途中の休憩時間の様子である。

先日、スポーツジャーナリストとして有名な二宮清純氏の講演を拝聴したが、その際、二宮氏はさまざまな事例をひきながら、何事も成功を目指すのであれば、「Skill(技術)<Will(意志・立志)」であると主張された。

強い意志・立志があれば、必要な技術を身につけることができ、ここぞというところで成果をだすことができる。逆に、まずスキルを重視すると、スキルを身につける過程で満足してしまい、本来の目的を忘れてしまうことになりかねない。

「アメリカで野球をやるのだったらまず英語を身につけなきゃいけませんよ」とすでにマイナーリーグに所属していたある日本人選手に言われた野茂英雄氏は一言「私は野球をするためにメジャーに行くんです」と応じ、その後、彼は日本人メジャーリーガーのパイオニアになった。「監督から嫌われて試合に出られなかったら給料もあがらんぞ。だから監督が言うように打撃フォームを変えるんだ」とある同僚選手から言われても、「自分の打撃フォームを変えるくらいなら、二軍で自由にやらせてもらいます」と言って自ら二軍に行ったイチロー選手は、その後、仰木監督に見いだされて首位打者に、そして現在はメジャーリーグでも知らない人はいないくらいの大選手になった。そして、野茂英雄、イチローの両選手にアドバイスした選手はどちらもその後成果を残すことができずに引退した。

「神聖なグラウンドで案山子の真似をする奴がいる」とさんざんたたかれた王貞治氏。しかし、彼は一本足打法を変えず、その後、世界のホームラン王になった。「ソ連にどうしても勝つんだ」その想いで、バレー部員を柔道場に連れて行き、来る日も来る日も受け身練習をさせた大松監督率いる日本女子バレーは回転レシーブを生みだし、ソ連を倒して「東洋の魔女」と言われる存在に成長した。

トルネード投法の野茂英雄氏、振り子打法のイチロー氏、一本足打法の王貞治氏、回転レシーブの日本女子バレー、などなど、ナンバーワンになった人たちに共通するのは、「強い意志・立志」と「オンリーワン」を持っていたことである。強い意志のもと、オンリーワンを磨き上げ、それがナンバーワンに繋がった。

これは、スポーツの世界だけでなく、どんな世界にも、そう、ネットの世界にも言えることである。

だから、私は連続講座で、「強い意志・立志(こうなりたいという強い欲求)」を引き出す仕組みをプログラムに組みこんでいる。そして、受講生の方々にはそれぞれの「オンリーワン(強み)」を見つけ、それを磨いていくようにアドバイスしている。もちろん、技術的なこともお話しするが、まず強い「意志・立志・欲求」ありきなのだ。スキル(技術・方法)にとらわれていると、道とエネルギーを見失ってしまいがちなのである。

二宮さんの講演を聴いて、ますますこのやり方に確信を持った次第である。私の講座は「人を育てる講座」である。やりがいを感じる。