8a6e8d3e.jpg私にとって忘れ難い日が今年もやってきた。

11月22日。母の命日である。享年47歳だった。

私の人生において、母の病気が手遅れとわかってからの6ヶ月が今でも心に一番強く残っている。今の私の基本的な部分もその時の経験に端を発しているものが多い。

予備校に通っていたことから、家族の中で一番自由に動けたこともあり、毎日毎日病院に通っていた。少しでも病院で過ごす時間をつくるために勉強のやり方を工夫して効率的で頭に入りやすいやり方を自分で考えだした。

病院での看病の日々に感じた様々な矛盾が、母の没後に社会心理学の道に進むきっかけともなっている。

なにより大きいのは「世のため・人の幸せのために」という志が生まれたことだろう。

母が逝った高台の病院の病室で、夕暮れの窓から遠く見おろした先を走る京阪電車を眺めながら、弟と手を握り合いながら、二人とも志を持ってしっかり生きていくことを誓いあった。それが母の生きた証につながるのだと。

前にも書いた記憶があるが、これが私の原点である。つらいこと、悲しいこと、くじけそうなことがあった時はいつもこの原点・志を振り返る。

まだまだ志は道中端。しかし、道からは外れてはいない自負はある。

今年もまたこの日がやってきた。

生の充実、明日への希望を感じながら迎えることができてありがたい。

仕事を通じて皆の笑顔や希望を感じることができてありがたい。

よき人間関係に恵まれていてありがたい。

父と義母、弟が元気でいてくれてありがたい。

私のブログを読んでくださる方々がいらっしゃる。皆さんと繋がりを感じることができてありがたい。